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| 2日目:中間報告会■開会挨拶開会挨拶では、林 春男委員長(国立研究開発法人 防災科学技術研究所 理事長)より、「今日は2月の活動報告会までの折り返し地点となるあくまで中間報告会です。防災教育チャレンジプランとして当初計画を立ててもらいましたが、この計画にこだわる必要はありません。他の団体で良いと思ったことを参考に、柔軟性をもってプランをより良いものに変えることを検討してください。自分の成果発表と同時に他の実践団体から学んでいただければと思っています。」とご挨拶いただきました。中尾 晃史様(内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(普及啓発・連携担当))より、「防災教育について、教科ごとの横割りだけでなく小中高の縦割りを意識し、それぞれに防災教育の要素を入れていくことが大事です。今日発表いただく実践団体についても、小中高をはじめとした様々なレベルと内容になると思います。林委員長の挨拶にもありましたが、本日の発表を受けて、プランのブラッシュアップをお願いしたいと思います。 また、昨今の災害は激甚化・頻発化しています。そういった中で一人ひとりの人間の力で自らを守り、周りで助け合うことで生き抜いていく力をつけていくことが、これからの防災の力となっていきます。チャレンジプラン活動の発展を期待しています。」とご挨拶いただきました。
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■防災教育チャレンジプラン実践団体発表実行委員からのコメントは各実践団体へコメントシートとして後日配布され、良かった点や改善点、アドバイスなどが伝えられました。
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| 最後に、林 春男委員長より閉会の挨拶として、「今日の発表の全体を通してのキーワードは「避難」ではないかと思います。日本語の「避難」という言葉は、英語の「Evacuation(命を守るための避難)」と「Sheltering(仮の生活をするための避難)」の2つの意味を含んでいます。ところが、日本語では「避難」と同じ言葉で呼んでいるため、どちらの意味を指しているのかが分からず、2つの意味を識別できない状態になっています。今日の発表では、すべての団体が「Evacuation」か「Sheltering」を実践している団体でした。 なかには、その両方を実践している団体もありましたが、もっとこの2つを意識して活動してもらいたい。今日の発表を聞いて、「避難」という言葉の混合した概念をブレイクスルーしたいと強く感じました。2月の発表では期待しています。」とお話しいただきました。 なお、今年度の最終的な成果報告は、2020年2月15日(土)に東京都文京区(東京大学地震研究所1号館)で開催する予定です。防災教育にご関心のある方は、是非ご参加ください。 【防災教育チャレンジプラン事務局】 |