総合学科の特色をいかした体験的な学びで身につけた成果を、広く地域に発信し、本校生徒が主体となった地域防災活動の実現を目的としています。プラン名のARCH(アーチ)は、「Awaji…淡路Region…地域Connectivity…つなぐことHigh School…高校」の頭文字を使ったものであり、淡路市の象徴である明石海峡大橋のように、本校生が地域と地域を結びつける架け橋のような存在になることを目指しています。
本校は阪神・淡路大震災の震源地に最も近い高等学校として、震災で得た教訓をいかしていくために「防災と心のケア」という学校設定科目を設置し、防災教育を教育活動の柱の一つとして位置づけています。総合学科である本校の生徒は、2年次から調理系列・花と緑と海のめぐみ系列・ライフサポート系列(地域福祉コース・スポーツコース)・まなび探究系列の4つの系列に分かれて学習しています。すべての系列においてそれぞれの特徴をいかした地域との交流活動・体験活動を行っており、将来地域社会に貢献できる人間を育成しています。