糸魚川白嶺高校と協力し、10月(新型コロナの感染拡大により9月までは延期)から外部講師も含めた新潟焼山の防災学習を実施することができた。生徒が焼山の何を知りたいかを重視し、ワークショップで講義内容について意見を募集した。外部講師は、新潟大学の片岡教授(新潟焼山火山防災協議会学術委員)、島原半島ジオパークの杉本さん(火山防災エキスパート)・森本さん、洞爺湖有珠山ジオパークの加賀谷さんにお願いし、他地域の事例も含めた講義を実施することができた。成果は、2月4日に室戸ジオパークが開催する高校生国際交流会で発表する予定である。 新潟焼山ツアーや新潟焼山のある早川谷の全集落を対象とした防災学習は、地元住民との話合いの中で実施していく予定である。 11月に開催したツアーは、新潟焼山の「湧水」と「食」に着目し、災害と共に地元住民が受けた恵みについて、紹介することができた。 糸魚川白嶺高校の美術部の協力で新潟焼山のことが楽しくわかる紙芝居の作成を進めている。保育園や図書館に配布することで、0才(保育園・幼稚園)から18才(高校生)まで新潟焼山の防災学習を進める 環境が整いつつあるといえる。
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