1.デザインを学ぶ学生がピクトグラムを題材に消防隊員とのやり取り を通じて、実践的に防災に対する知識を学び、JIS規格やユニバーサルデザインの重要性について学修することができた。さらに、制作および検証を通じて自らの専門性の自覚に繋がる結果となった。 2.屋外使用できるモデルとしてエアポップ看板とポップアップサイン、コーン用サインを制作し、消防訓練にて使用感の検証を行った。 3.言葉に頼らず避難誘導を行う際「ピクトの意味が伝わるか」につい て、消防イベントにて一般の方を対象にアンケート調査を行った。 また、那覇市の赤十字病院から「外国人の多い町での誘導に使用したい」との打診があったほか、県内のショッピングセンターで発生した火災現場にて、館内の避難誘導に消防隊員がツールを使用したことから、自衛消防組織より試験導入したいとの打診を受け、ピクトグラムの重要性およびニーズをあらためて感じる機会となった。 |