香川県立盲学校では、言葉では説明しにくい自然環境や自然災害について、「音を聴いたり・触ったり・匂ったり・踏んでみたり」など、見えにくさを補完するため鋭くなっている「視覚以外の感覚」が減災・防災に生かせないかと言うことに着目した。「体験的な学習」を通して、土砂災害や地震・津波、火災などの事象への理解を深めておくことで、助けを待つ受け身の障害者でなく、自ら考えて命を守る行動に早期に移行し、災害時に自ら行動できる力を身につけようとする取り組みである。
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