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ホーム > 2015年度実践団体の報告(一般枠)「鈴木 健介」

2015年度実践団体(一般枠)の報告

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鈴木 健介  実践団体の紹介・連絡先
発表資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 学校における災害発生直後の対応(緊急度判断・応急処置・搬送)
プランの対象 大学・一般の部
目 的 「緊急・災害時に助け合い安心できる学校にする」を目的に活動している。
災害が発生した時に
 ・養護教諭を中心とした教職員が適切な緊急度判断・応急処置・搬送ができるか
 ・学校として災害時に対応できるか(体制が確立されているか)
という課題を解決すべく、「学校における災害時の対応」をテーマにした講習会を行っている。
「緊急度判断」の実技を中心に講習会を行っているのがポイントである。
内 容

1.災害直後に発生する多数傷病者に対応できるシステムを構築する
2.養護教諭・教職員が緊急度評価・応急処置・搬送の知識と技術を習得する
3.児童生徒、保護者が緊急度評価・応急処置・搬送の知識と技術を習得する

成 果

8月10日(月)・24日(月)・11月22日(日)に講習会を行い、合計76名の養護教諭が参加した。(1月24日(日)に実施予定)講習会実施前後のアンケートで比較すると、「緊急度判断」・「呼吸の観察」に関して「自信をもって評価できる」という回答が有意に増えた。「脈拍の観察」に関しては「自信をもって評価できる」という回答は増えたが有意な差は認められなかった。「呼吸の観察」・「脈拍の観察」の頻度は、有意に増加し講習会後はすべての養護教諭が「ときどき」・「たいてい」・「いつも」観察すると回答した。
講習会を行うことで、養護教諭が緊急度判断を行う自信が向上し、今後の対応時に呼吸や脈拍を観察するという動機付けができる可能性が成果として得られた。

製作物