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ホーム > 2015年度実践団体の報告(一般枠)「埼玉県立日高特別支援学校」

2015年度実践団体(一般枠)の報告

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埼玉県立日高特別支援学校  実践団体の紹介・連絡先
発表資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 車椅子の視点から防災へ!〜かわせみ防災プロジェクト〜
プランの対象 本校児童生徒・教職員・保護者他
目 的
  • ①訓練方法、研修を通じて防災力向上
  • ②車椅子の人たちが取り組みやすい防災プログラム(かわせみ防災タイム)
  • ③PTA防災員会・地域との連携
これまで職員や保護者が主になり安心な場所作り、身を守る方法に取り組んできたが、今年度は児童生徒への防災教育の充実に力を入れた。児童生徒が体験し、気付きを得ることで大人たちが変わっていく。これらの取り組みをまとめ、車椅子の子どもたちの視点から防災について考え、一つの形として提案する。
内 容

緊急地震速報を用いた「ショート訓練」ではより訓練を充実させるため3年計画を立てて実施した。避難訓練や職員研修で昨年度作成した「災害アクションカード」を使用し、形態や内容について検証した。2年目にあたる「防災体験プログラム」ではPTA防災委員会と連携し、15の体験プログラムを企画・実施した。参加者、協力機関も増え様々な体験を基に防災について考えることができた。今年度から本校の防災教育として「かわせみ防災タイム」を実施した。実態に合わせた学習形態、集団を考慮した。体験学習を通じて児童生徒が気付きを得られるような内容で取り組んでいる。

成 果

  • ・ かわせみ防災タイムでは、防災担当を中心に、児童生徒にとって体験して分かる学習から肢体不自由校での防災教育の可能性と多くの気づきを得ることができた。
  • ・ 災害時アクションカードは、誰が見ても役割内容が分かりやすく、学校現場でも実用性が高いことが分かった。災害時など混乱する場面でもこれを見て指示を出しやすかった。
  • ・ 入門枠からの課題であった受援力を高めるための「災害時サポートブック」や、自助のための「バックDEずきん」の作成等、車椅子の子どもたちを様々な視点から守ることができるものを提案することができた。
製作物