1 五感を生かした防災学習…生徒たちは、土砂災害や地震・津波の仕組み、防災設備の仕組みなどについて、視覚以
外の鋭い感覚を生かして感じ取り、音や感触・においなどから災害を予知し、早期対応が
できることを学んだ。
2 教育力の向上…災害の少ない香川では、先生たちも実体験から語ることが困難。視覚障害のある生徒たちに自然災害をどう伝え教えるのか、指導法の工夫を考える機会になった。
3 地域とともに…高齢化した地域住民は、災害時に指定避難所までの移動が困難。盲学校を「ミニ防災拠点化」。「総合防災訓練」「防災合宿」で相互理解を深め、地域の方による校内の「花いっぱい活動」等、心のつながりに発展し、「頼られる盲学校」となった。
先進性 木密・高齢化した海岸域に立地する盲学校の「ミニ防災拠点化」による地域との助け合い。
汎用性 移動動線「ガイドロープ」の実験は、いろいろな防災の場面で活用できる。
波及効果 チャレンジに報道各社が注目、周囲から積極的な支援が得られるはずみになった。 |