①4月3日の三陸鉄道南リアス線の開通式で伝統の吉中ソーランを披露し、地域との絆を深めた。
②6月に地元漁港で、主残業であるホタテの耳吊り作業を体験し、漁業従事者との関わりを深めた。
③6月に校外活動時での地震・津波を想定した避難訓練を実施し、生徒たちの判断力を問うた。
④7月に岩手県立宮古工業高校による宮古湾周辺模型を利用した津波防災学習を実施し、地震による津波が湾に押し寄せてくる様子を学習した。
⑤7月に通学路にある復興花壇づくりを地域の方々と共に実施し、お互いの触れ合いと通行人への元気を与えることができた。
⑥阪神・淡路大震災の時に神戸で咲いたひまわりの花から派生した種や学校花壇から得た花や種などを利用し、復興タオルハンガー作りをし、心のセラピーにもつなげることができた。
⑦8月に大野城市中学生との交流を通して、1年生は三陸鉄道南リアス線に乗車し、語り部の案内で被災地を巡ることができた。2年生は吉浜地区をバスで巡り、その後、小船に乗って海上から奇跡の集落吉浜の町並みを直に見ることができた。高台移転の様子が手に取るようにわかった。3年生は世界遺産登録された平泉の中尊寺等を、本校の生徒たちが語り部となって巡った。吉浜と中尊寺の関わりも説明することができた。
⑧9月に地域内の津波危険区域に、自分たちが制作した安全標識を設置した。
⑨NHK東日本大震災プロジェクトの「100万人の花は咲く」を復興合唱曲として、行事の際等に歌っている。
⑩10月の文化祭で「奇跡の集落 吉浜」という手作りによる津波演劇を行い、先人たちが成しえた高台移転の様子を後世に伝える一翼を担うことができた。
⑪「1000年後に伝えたい吉浜」をテーマとした校内写真展と写真集を作成することができた。
⑫子どもたちの学習活動の様子をその都度本校ブログで発信し、広く周知するとともに子どもたちの励みにもすることができた。 |