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ホーム > 2008年度実践団体の報告「名古屋大学災害対策室 歴史災害教訓伝達プロジェクト」

2008年度実践団体の報告

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

名古屋大学災害対策室 歴史災害教訓伝達プロジェクト  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 土地の古老 の 三河地震被災体験談から学ぶ、地震・災害のしくみと防災のあり方
プランの対象 小学校高学年の部
目 的 「地域の歴史災害」をキーワードに、地域で過去に何が起こったのかを子どもたちが学習
することで「子どもたちの防災マインド」を育て、子どもたち自身が「地域の特徴を反映し
た具体的な防災対策」を考えることができた。今回は地震災害を対象にしたが、本プランで
提案した教育プログラムはあらゆる災害を対象にすることができ、汎用性の広いものである。
内 容

「1クラスの児童を対象にした1年間にわたるプログラム」と「多人数の児童に対する
2時間で学ぶことができるプログラム」の2種類を提案することで、学校の実情に即した
プログラムが選択できるように配慮した。
「1クラス・1年間」のプログラムは、被災者体験談を聞き教材を解くことによって、
災害・防災への興味を喚起し、その後、土地の被災者へのインタビュー、防災に関する調
べ学習、学芸会への防災劇上演、防災マップづくり、防災手帳づくりへと発展させた。
「多人数・2時間」のプログラムは、1時間目に地震の概要と被災者体験談を聞いた後、
2時間目に屋台形式の体験学習を行うことで防災の知恵を身につける。その後の総合的学
習の時間で、被災者体験談を基に作成した教材を解くことによって知識の定着化を図った。

成 果

「地域」を題材として取り上げるために、子どもたちにとって被害の具体的イメージがし
やすく、災害・防災を「わがこと」として捉えることができる。
地域の被災体験を語り継ぐことによって、地域の歴史・風土・災害文化を子どもたちに継
承していくことができる。また、子どもたちが学んだことを学芸会などで発表することによ
って、子どもたちから家庭・地域へ防災の知恵を広げていくことができる。

製作物

ぼくたち・わたしたちの地震必勝マニュアル(回答例).pdf
志貫小地震防災マップ.pdf
総合的な学習「防災学習」年間プログラム.pdf
地域の被災体験を視覚化し、住民間て?共有する試み.pdf
土地の古老の三河地震被災体験談から学ぶ、地震・災害のしくみと防災のあり方.pdf