●若い人たちの防災に関わる能力の向上を図るため、防災教育活動の情報提供の場としてこのサイトを運営しております●
防災教育チャレンジプラン
サイト内検索 
防災教育チャレンジプラン募集 2005年度チャレンジプラン団体の紹介 防災教育事例集→検索 防災教育Q&A チャレンジプラン実行委員会のコラム 防災教育に役立つリンク集

ホーム > 2006年度実践団体の報告「富山県立南砺総合高等学校 福野高等学校 『地域の文化財と防災教育』」

2006年度実践団体の報告

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

富山県立南砺総合高等学校 福野高等学校  実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 『地域の文化財と防災教育』
対象・参加人数 全校生徒(576) (うち防災委員15名)
実施期間 平成18年6月 〜 平成19年1月
目 的 火災や地震を想定し、文化財を保護する方策や自分で自分の身を守る方法を考え、防災意識を高める。さらに本校にある国指定重要文化財「巖浄閣」の活用により、文化財への親しみを感じることにより、文化財保護の意識を高める。
内 容

【実践内容の紹介】
(1) 生徒防災委員会(巖浄閣学習室)による防災委員の育成
 第1回 巖浄閣の歴史と過去の災害
 第2回 液状化実験
 第3回 施設面での備え
 第4回 巖浄閣の減災についての取り組み
 第5回 クロスロードによる災害時想定
 第6回 防災ポスター作成
 第7回 世界文化遺産「五箇山合掌集落」の防災に学ぶ(郷土文化講座参加)   
 第8回 防災コーナーづくり(文化展
 第9回 心肺蘇生法について学ぶ
(2) 避難訓練の充実(地震対応の導入、消火訓練、スモーク訓練等)
(3) 体育大会の種目検討(防災レースの導入)
(4) 巖浄閣企画展の実施
(5) 巖浄閣の放水銃等の使用実演

成 果

● 福野高校の歴史や、液状化現象の理解、世界文化遺産の防災、クロスロード、心肺蘇生法講習等を通じて、地元の断層の危険性、非常時の対処について学ぶ中で、文化財に愛着を持ち、親しみ守っていこうとする態度が養われたように思う。
● 避難訓練で地震対策を取り入れたり、体育大会で防災レースを行い防災に対する意識を高めた。